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パソコンでハイレゾ音源を楽しみたい方のためのコンパクトなハイレゾ再生環境の作り方

近頃はテレビのCMや家電量販店のオーディオコーナーでも高品質なハイレゾ音源をアピールするような製品を見かけることが多くなりました。しかし、いくらそれらしいフレーズや数値を並べて「ハイレゾは格段に音が良い!」と言われても、どのくらい違うのかということは実際に聞いてみないとわかりません。今回は実際にハイレゾ音源を試してみたいという方のためにコンパクトなハイレゾ環境の構築方法を紹介します。

ハイレゾを聞くために必要なもの

ハイレゾ音源とはCD音源のサンプリングパラメータ(44.1kHz/16bit)よりも高いレゾリューション(情報量)のオーディオのことで、MP3やAACなどの圧縮された音源に比べ、より実際の演奏に近い音で音楽を楽しむことができます。ハイレゾについては以前の記事「高音質のハイレゾ音源をパソコンで再生して楽しもう」でも紹介していますので併せて参考にしてください。

ハイレゾで音楽を聴くためには下記の3つが必要となります。

1. ハイレゾ音源の音楽ファイル

1曲:500円〜
ハイレゾの音楽を聴くためには、ハイレゾ音源の音楽ファイルが必要になります。ハイレゾ音源がダウンロード購入できるサービスとしてはe-onkyo、レコチョクなどが有名です。音楽のダウンロード購入といえば、iTunes StoreやAmazon Musicを利用している方が多いと思いますが、これらのサービスでは現時点ではハイレゾ音源のダウンロード販売は行なっていません。

ハイレゾ初心者にとってはおそらく、この「音源の買い直しが必要である」というところが最もネックとなる部分だと思います。購入前に試しに聴き比べたいという場合は、SONYのウェブサイトにある「お試し用ハイレゾ音源をダウンロード」からサンプルをダウンロードして聴き比べることができます。

2. 再生ソフト

フリーソフト〜10万円前後
ハイレゾ音源を再生するためにはハイレゾ再生に対応したメディアプレーヤーソフトが必要です。今回はJRiver Media Center 23を使いました。

3. USB-DAC

1〜5万円前後
ハイレゾ音源を聴くためにはには96kHz/24bitのハイレゾ再生に対応したUSB-DACが必要です。今回はONKYOのポータブルヘッドホンアンプ DAC-HA200を使いました。USB-DACの中では価格も比較的リーズナブルで扱いやすい製品です。

ちなみに、ハイレゾ音源を再生するためにはハイレゾ対応のイヤホンもしくはヘッドホンが必要だというネットの記事を見かけることがありますが、特にハイレゾ対応である必要はありません。

参照:イヤホン・ヘッドホンの「ハイレゾ対応」とは?

実際にどのくらい違うのか?

ハイレゾ音源とMP3などの圧縮音源を聴き比べた人の感想としてよく聞かれるのは、

・ボーカルの歌声や息づかいまでがリアルに聴こえる
・ピアノやギターの高音域が綺麗に聴こえる
・ドラムセットのひとつひとつの太鼓の音がクリアに聴こえる

などがあります。

今回実際にいくつかのハイレゾ音源を試聴して感じたのは、ピアノやアコースティックギターなどの演奏は、楽器のサスティーン(音の伸び)がはっきりと聞き取れるため、より生演奏に近い感覚で楽しめました。曲によってはCD音源では聴こえなかった装飾音が聴こえるので、同じ曲であっても新しい発見・新しい体験を楽しむことができます。アカペラの歌などもかなりリアルに聞こえるので、落語などをハイレゾで聞いてみると面白いかもしれません。

逆に、ロック、ヘヴィメタル、トランスなどのたくさんの楽器の音が重なっているようなジャンルの音楽では、正直なところハイレゾ音源も圧縮音源もほとんど違いが感じられませんでした。

まとめ

以上、普段パソコンで音楽を聴いている人のためのハイレゾ環境の構築方法を紹介を紹介しました。

率直な感想としては、ハウス、ジャズ、クラシック、オペラなどのジャンルを好んで聴く人には良いと思いますが、そうでない場合は、わざわざハイレゾ音源を買い直すくらいであれば、より良いスピーカーやアンプを導入した方が良いかと思います。

実際、今回のハイレゾ環境を構築するにあたって、再生ソフトを変えてヘッドフォンアンプを導入しただけでも音の聴こえ方はガラリと変わりました。パソコンでの音楽再生を今より一歩良くしたいという場合には、ハイレゾ音源購入の前にまずはここから試してみると良いでしょう。

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