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MacのパソコンでWindowsソフト(exeファイル)を使うためのいろいろな方法

2019年8月15日
written by 渡辺

パソコンはMacを使っているけれど、使用したいソフトがWindowsでしか使えなくて困った経験はないでしょうか?特に建築や医療などの専門ソフトはWindowsでしか動かないソフトが多いため、「会社のパソコンはWindowsで、自宅のパソコンはMac」という環境の場合、自宅のMacで仕事の準備などをするときになにかと不便です。そこで今回は、MacのパソコンでWindowsのソフトを利用できる便利なアプリケーションを紹介します。

Parallels Desktop(有料)

Parallels Desktop(パラレルス・デスクトップ)は使用しているMacに仮想環境を構築して、他のOS(Windowsなど)をインストールし、アプリケーションとして起動できる「仮想化ソフト」です。インストールするWindowsは別途用意する必要がありますが、この手のソフトの中では最も有名で、高機能かつ安定しています。

○ 仮想化ソフトの中では機能・安定感に優れている。
○ WindowsとMacを同時に利用できる。
△ インストール可能台数は、1ライセンスで1台まで。
× Windowsを別途購入(約15,000円)する必要がある。
× 有料ソフトである(8,667円)。
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VMWare Fusion(有料)

VMWare Fusion(ブイエムウェア・フュージョン)はParallels Desktopと同じく、Mac OS上に仮想環境を作り、WindowsやWindows対応アプリケーションを利用できるようにする仮想化ソフトです。基本的なスペックやできることはParallels〜と同じですが、Parallels〜はインストールできるパソコンが1台のみであるのに対して、こちらは3台分のライセンスが付いてきます。

○ 仮想化ソフトの中では機能・安定感に優れている。
○ WindowsとMacを同時に利用できる。
○ インストール可能台数は、1ライセンスで3台まで。
× Windowsを別途購入(約15,000円)する必要がある。
× 有料ソフトである(9,925円 / 直販サイト)。
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VirtualBox(無料)

VirtualBox(バーチャルボックス)はOracle社が開発した仮想化ソフトで、Mac環境でWindowsやLinuxなど複数のOSを切り替えて使用することが可能になります。有料ソフトのParallels DesktopやVMWare Fusionに比べると、機能面や動作の安定性はやや劣るものの、無料で利用できるメリットは大きいです。インストールするWindowsは別途用意する必要があります。

○ オープンソースなので無料で使える。
○ WindowsとMacを同時に利用できる。
× Windowsを別途購入(約15,000円)する必要がある。
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Boot Camp(無料)

Boot Camp(ブートキャンプ)は、MacOS(Intel搭載のMac)に標準搭載されている機能で、Windowsをインストールすることで、MacOSとWindowsを切り替えて使用できるようになります。仮想化ソフトとの大きな違いは、MacOSとWindowsを共存させることはできず、OS切替時には再起動が必要です。従って、仮想化ソフトのように、MacOSとWindowsでリアルタイムにファイルのやりとりをする、といった使い方はできません。

○ Macの標準機能なので無料で使える。
× Windowsは別途購入が必要。
× WindowsとMacを同時に起動できず、OS切替時に再起動が必要。
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Q emulator(無料 / 開発終了)

Q emulatorは複数の有志によって開発されたオープンソースの仮想化ソフトです。商用ソフトに比べると、動作速度や機能の面で劣る部分もありますが、無料で利用できるのは大きなメリットです。現在は開発が終了しています。

○ 無料で使える。
○ Windowsを別途購入する必要がない。
× 既にサポートが終了しており、最新のMacでの正常動作は保証されない。
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Virtual PC for Mac 7(有料 / 開発終了)

Virtual PC for Mac とはMicrosoft社の仮想化ソフトです。Windows XPが同梱された「Microsoft Virtual PC for Mac Version 7 with Windows XP」は、別途Windows OSを用意する必要がないため、手軽に仮想化を利用することができます。10年以上前に発売されたソフトで、現在はサポートが終了しています。

○ 有料ソフト(7,800円)
○ Windowsを別途購入する必要がない。
× 既にサポートが終了しており、最新のMacでの正常動作は保証されない。
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CrossOver Mac(有料)

ParallelsやVMwareなど他の仮想化ソフトでWindowsを利用する際は、WindowsのOSを別途購入してインストールする必要がありますが、CrossOver Macは、WindowsをインストールしなくてもWindowsソフトを動かせます。

○ 有料ソフト(59.95USD)
○ Windowsを別途購入する必要がない。
× 既にサポートが終了しており、最新のMacでの正常動作は保証されない。
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EasyWine(無料)

EasyWineはインストールするだけでMacOS上でWindowsアプリ(exe形式のファイル)を動かせるようになるソフトウェアです。仮想化ソフトで仮想OS環境を用意しなくても、手軽にWindowsアプリを実行できるようになるため、「WindowsOSを起動するほどでもないけれど、ちょっとwindowsのソフトを使いたい」というときに非常に便利です。

○ フリーソフトなので無料で使える。
○ 日本語に対応している。
○ Windowsを別途購入する必要がない。
○ WindowsとMacを同時に利用できる。
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まとめ

仮想化ソフトを使えばMac上でWindows OSを起動できるため、Windowsマシンでできることはほとんど再現できます。ただし、利用にはWindowsをインストールする必要があるため、仮想化ソフト+WindowsOSの購入費用が必要です。「CrossOver Mac」、「EasyWine」は、OSのインストールは必要ないため、手軽に利用できますが、認証が必要なソフトなど、一部のソフトは正常に動作しないことがあります。

単純にMacでWindowsアプリを使いたいだけであれば、まずは無料で利用できる「EasyWine」を使ってみて、正常に動作しない場合は他のソフトを試す、という使い方がよいでしょう。

価格 Windowsの購入
Parallels Desktop 有料 必要
VMWare Fusion 有料 必要
VirtualBox 無料 必要
Boot Camp 無料 必要
Q emulator 無料 / 開発終了 必要
Virtual PC for Mac 7 有料 / 開発終了 必要
CrossOver Mac 有料 不要
EasyWine 無料 不要
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