radikoに追加された新機能「タイムフリー機能」によって、ネットラジオの聴き方はどのように変わるのか、また、ネットラジオを録音して楽しんでいた人はこれまで通り録音して聴くことができるのかなど、ネットラジオの最新の楽しみ方を解説します。
radikoの新機能「タイムフリー」とは?
先月(2016年10月11日)、人気のネットラジオアプリ「radiko」にタイムフリー機能という新機能が追加されました。この機能により過去1週間以内に放送された番組を後からでも聴くことができるようになったため、聴き逃してしまった番組やリアルタイムで聴くことが難しい深夜番組などを手軽に聴くことができるようになりました。
さらにこのタイムフリー機能と同じタイミングでシェア機能という新機能が追加されました。これはこれから放送される番組やタイムフリーで聴取可能な過去の番組をFacebookやTwitterなどのSNSにワンクリックでシェアし、それらを見たユーザーがその場ですぐにその番組を聴取できるというものです。
これまでは面白い番組を友達に教えたくても、リアルタイムでその友達に連絡して聴いてもらうか、その番組を録音して聴かせるしかありませんでしたが、この2つの新機能を組み合わせることで、「この番組面白かったから後で聴いてみてね」というコミュニケーションが可能となり、これまで以上にインターネットラジオを便利に楽しめるようになりました。
過去の放送が聴き放題というわけではない
以前に比べてradikoの楽しみ方を大きく変えたタイムフリー機能ですが、過去の番組がいつでも聴き放題というわけではありません。
タイムフリー機能で聴取できる放送は「過去放送は1週間まで」となっており、さらに「聴取可能時間は3時間」という制限があります。つまり、過去の番組は聴き放題というわけではなく、聴けるのは過去1週間以内に放送された番組で、放送再生を開始してから3時間以内に聴かなければならないということです。
例えば、タイムフリー機能で過去に放送された番組を再生中、急な用事ができたので再生を一時停止したとします。戻ってから続きを聴こうと思っても、再生開始から3時間以上経過していた場合、もうその番組を聴くことはできません。当然ながら番組を選んでいる最中にうっかり再生を押してしまっただけでもこの3時間ルールが適用されてしまいます。
好きな時に聴きたいならやはり録音ソフトは必要
タイムフリー機能には以上で説明した制限があり、いつでも好きなときに番組が聴けるわけではないため、radikoにこのタイムフリー機能が搭載されたからといってラジオ録音が不要になるということはありません。
朝の通勤や通学の時に番組の前半を聴いて、後半は帰りに・・・というような聴き方をしたい、つまりいつでも好きなときにネットラジオを聴くためには、現時点ではやはり録音するのがベストな方法ということになります。
新機能追加後のradikoを録音するためにはネットラジオレコーダーのアップデートを忘れずに!
タイムフリー機能が追加されたのは先月(10月11日)ですが、この機能追加に伴いradikoの仕様が大幅に変更されたため、各社のネットラジオ録音ソフトが利用できなくなるというトラブルが発生しました。
当社のネットラジオ録音ソフト「ネットラジオレコーダー6」においても、一部のお客様の環境でラジオの再生・録音ができない現象が発生しておりましたが、現在はアップデートにより改善しています。
尚、旧バージョンのネットラジオレコーダーはアップデートに対応しておりませんので、ご利用いただくためには「ネットラジオレコーダー6 乗り換えアップグレード版」をご購入いただく必要があります。