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パソコンとウェブカメラで監視カメラシステムを作ってみよう

2018年3月31日
written by 渡辺

パソコンにウェブカメラを接続して簡単に自宅の監視カメラ・セキュリティシステムを作る方法を紹介します。自宅に監視カメラを付けたいけれど高価なセキュリティシステムを導入するのは抵抗があるという方、使っていないウェブカメラを持っている方、監視カメラがとりあえずどんなものか試してみたいという方は是非チャレンジしてみてください。

監視カメラを使ったセキュリティシステムは簡単に作れる

セキュリティシステムというと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、ウェブカメラの映像をパソコンに表示して、その映像に動きがあったら警告音を出したり映像を録画したりするという仕組みは、ウェブカメラ、パソコン、監視用のソフトがあれば簡単に作ることができます。

ウェブカメラは数年前に比べると性能・画質が飛躍的に向上しており、1,500〜2,000円くらいのお手頃なものでも、HD 720p画質(もしくはそれ以上)の鮮明なビデオ録画が可能です。

パソコンは現在使っているものでも良いですが、もし使わなくなった古いパソコンがあれば、そちらを監視カメラ専用のパソコンにすることをおすすめします。監視カメラとして使うためにはパソコンを常時起動させておく必要があり、普段使っているパソコンだと、使い終わった後にうっかりスリープさせてしまい映像が撮れていませんでした、ということがあるためです。もちろん普段使っているパソコンでも問題ありません。

監視カメラソフト(ビデオモニタリングソフト)はメール通知ができるものや暗視機能が付いているものまで様々な機能の製品があります。費用については、2,000〜3,000円くらいで購入できるものや、月額費用が必要なものまで様々ですが、まずはフリーソフトから試してみるのも良いでしょう。「監視カメラ フリーソフト」などのキーワードで検索するといろいろなソフトが見つかります。

それでは、パソコンとウェブカメラの監視カメラシステムを使って、実際にどのようなことができるのか紹介していきます。

1. 玄関ドアや庭に人が近づいたら映像を録画する

ウェブカメラと監視カメラソフトを組み合わせると、パソコンに表示しているカメラの映像に変化があったら自動的に映像を録画することができます(一般的に動体検知と呼ばれます)。これを利用すれば、玄関や庭が見える場所にウェブカメラを設置することで、不審者の侵入を記録する監視カメラとして使うことができます。例えば、自宅の塀に落書きされた、庭の高価な鉢植えが壊された、などの被害にあった場合、警察に相談しても証拠がない限りなかなか動いてくれませんが、監視カメラの映像があれば犯人が特定できる可能性はずっと高くなるでしょう。

動体検知でウェブカメラの映像を録画できるソフトは、「動体検知 録画ソフト」などのキーワードで検索すれば、フリーソフトがたくさん見つかります。また、ウェブカメラの購入時に付属しているCDやメーカーのウェブサイトからダウンロードできる専用ソフトには、動体検知で録画できる機能を搭載しているものも多いのでまずはウェブカメラのメーカー純正ソフトを調べてみると良いでしょう。

ちなみに玄関や庭が見える窓がパソコンの設置場所から離れている場合はウェブカメラにUSBの延長ケーブルなどを使えばパソコンから離れた場所にウェブカメラを設置することもできます。

玄関の監視

2. 留守中の子供やペットの様子を動画で見る

少し前に流行ったペットの見守りカメラ(ネットワークカメラ、IPカメラなど呼び方はいろいろです)は、パソコンがなくても、インターネット経由でスマートフォンに映像を送信できるというものですが、この仕組みはパソコンとウェブカメラでも作ることができます。ウェブカメラを室内の高い場所に設置して、留守中の子供やペットの様子を外出先のパソコンやスマートフォンからリアルタイムで見たり、ウェブカメラを庭に向けておけば、庭にやってくる鳥や動物の様子を録画して楽しむこともできます。

ウェブカメラの映像をストリーミングできるようにするフリーソフトもありますが、設定がややこしいものが多いので、私の場合はChromeリモートデスクトップTeamViewerなどのサービスを利用して、外部から自宅のパソコンにアクセスし、ウェブカメラの映像を見る、といった使い方をしています。どちらも無料で利用することができます。

ペットの見守り

3. 家族が外出・帰宅したらメールで通知する

玄関の下駄箱の上などにウェブカメラを設置しておけば、家族が外出したときや帰宅したときにパソコンやスマートフォンにメール通知をすることができます。これを利用すれば、夫婦共働きの家庭の場合は子供が先に帰宅したことを確認できますし、認知症の家族がいる家庭の場合は玄関から外出したタイミングですぐに気づくことができます。

カメラの映像に変化があったときにメール通知をするためには、監視システムソフトの「AnyEye」を使います。このソフトを使うとカメラの映像内の「指定した範囲部分に変化があったときだけ通知する」など、細かい調節ができるので、カメラの角度を上手く調節すれば「庭で遊ぶ子供には反応しないが、誰かが柵を越えようとした場合は警告音を出す」といったことも可能となります。

玄関にパソコンを設置するスペースがない場合はコンパクトなスティックパソコンを使うと便利です。安いものなら10,000円台で購入できるので、セキュリティカメラを購入するよりもコストパフォーマンスが良い場合もあります。下記の写真はASUSの小型スティックパソコン「VivoStick」にLogicool(ロジクール)のウェブカメラ「C270m」を接続した、コンパクトな監視カメラシステムです。

スティックパソコンとウェブカメラ

まとめ

簡易的な監視カメラシステムであれば、パソコンとウェブカメラで簡単に作ることができます。高価なセキュリティシステムを導入する前に一度試してみてはいかがでしょうか?

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