昨年販売させていただいた「代筆の達人」が
おかげさまで多くの方に使っていただいているようで、嬉しいです。^^
実は「代筆の達人」に入っている文章はわたしが作りました。。
その文章作りはとても苦労しました。。。**
最近ではメールが主なコミュニケーション手段になっていて、
お手紙を書くことが少なくなっていることが多いようです。
お手紙とメールでは、ルールも違います。
「代筆の達人」ではメールで使うことを主にしてとの依頼でしたが、
時候の挨拶など、お手紙で使う言葉が入っていた方が使いやすいのではないかということで
(いらなければ削除すればよいとのことで)
お手紙を書くようなイメージで、でも長すぎることのないような文章を作りました。
そして、文章のイメージ
どのような方が書く・読んでいただくのか・・・ということについては、
4,50代以降の方をイメージしました。
わたし自身もそうですが、年下の方へのメッセージより年上の方のメッセージの方が気を使うので。。。
そんな時にこのソフトを使っていただければ嬉しいなと思ったからです。
あとはもうひとつ
年上の方をイメージして文章を作ったのには、
わたし自身のある体験がありました。
それは、あるお仕事で60代の会社役員の方からメッセージをいただいた時のこと。
メッセージ自体は、電子メールという普通のツールだったのですが・・・
読んだ印象は
「お手紙」
でした。
その内容は、端的でありながら、心がこもっており、
いつもは見ない使わないような漢字(つまり、言葉)も入っており。。。
そのまとまった文章に圧倒されてしまったのです。
そのくらい影響力のある文章でした。
その時、おおげさかもしれないけれど
30代の自分たちがどうあがいてもこの世代の方々には敵うわけもなく、
だからこそ、もっと自分たちはまだまだ背伸びして
まだまだ無理をしてでも自分の力を伸ばしていかければならないのだと
思いました。
メッセージをいただいただけなのに、^^;
自身の未熟を知ること(無知であること**)ができたと・・・
思いました。
「いまは、このやり方だから」
「そのやり方、古いですよ」
とか。
言うのは簡単だけれども、
新しいものがよいとは限らないと、思います。
培ってきたもの、年月にはかなわないものがあって、
それは言葉や文章にもでるのだと、思いました。
だからせめて、自分たちの上の世代の方に、
良い印象を持っていただけるようになりたいな・・・と
その時思いました。
だから代筆の達人も、少し新しくない表現かなと思うような言葉も意図的に入れたりしました。
あとは、完成した文章を
「自分らしく」していただければうれしいなと。。。
とはいえ、ソフトで文章を作るということは
プログラムとの兼ね合いもあり、
簡単ではなかったです。。。**
なのでこれからも、自分なりに文章やソフトを進化させて、
「代筆のプロ」が長く使っていただけるようなソフトにしていきたいなと・・・
未熟なわたしだからこそ、思っているところでございます。。^^;